愛液の質は、サラサラよりネバネバ!女性の愛液は、複数の種類があり、実に複雑

性器周辺のテクニック

女性器が濡れてから挿入するのは常識ですが、濡れたらすぐに挿入していませんか?
確かに十分濡れてますから、挿入しても構わないんですが、、、実はすぐに挿入しないほうがお互いのためにいいんです。

その理由は愛液の「質」にあります。最初に分泌される愛液はサラサラした成分です。この愛液は膣壁から分泌されます。しかし、この最初の愛液が出た段階で挿入すると、挿入時に痛かったり途中で乾いたりすることがあります。

女性の興奮度が高まることによって、ネバネバした愛液が出てきます。
これは子宮の入り口(子宮頚:しきゅうけい)から出てくる粘液で、分泌されてから膣口に降りてくるまで10?15分かかります。
このネバネバ愛液が分泌されてから挿入するとお互い、最適な潤滑油となって気持ちのいいセックスができるのです。

このように、女性の愛液は、複数の種類があり、実に複雑です。
それらのしくみと役割を知っておきましょう。

愛液は大まかに4種類

4つの愛液は、分泌される場所がそれぞれ違いますが、その役割は共通していて、
・膣内を潤して、菌の繁殖を防ぐ
・セックスの際の挿入をスムーズに促す
・妊娠を助ける
などがあります。

以下に詳しく説明していきます。

4種類の愛液の比較

1.膣壁分泌液
・分泌される場所 膣内の壁から
・性質      さらっとした液体
・役目      膣内を潤し、酸性に保ち、菌の繁殖を防ぐ
・特徴      リンパ液と言われるが詳細はわかっていない。
量に限りがあり、次第に少なくなっていく

2.バルトリン腺液
・分泌される場所 膣口の両側から
・性質      無色透明の液体
・役目      膣入り口を潤し、挿入を助ける
・特徴      男性の「カウパー氏腺液」に相当する。

3.スキーン腺液
・分泌される場所 尿道の両側から
・性質      乳白色の液体
・役目      膣入り口を潤し、挿入を助ける
・特徴      男性の「前立腺液」に相当する。

4.子宮頚粘液
・分泌される場所 子宮頚から
・性質      ねっとりネバネバした粘性の液体
・役目      膣内を潤し、挿入を助ける
・特徴      興奮すると分泌され、オーガズム時にも
大量に分泌される。
また、発情期である排卵期に顕著に見られる。

ポイント

子宮頚粘液が出るには十分な愛撫が必要です。膣口に下りてくるまで10?15分と言われていますが、大事なのはお相手の女性の濡れ具合です。ですので、粘り気を確かめながら愛撫するといいでしょう。

また、ネバネバの愛液が出たからといって、すぐに挿入するのではなく、ペニスに愛液を絡めるようにゆっくりピストンを行うと、お互いの性器がねっとり絡まり、得も言われぬ快感に包まれます。
そして、激しいピストンをすると乾いてしまう可能性もありますので、分泌具合の様子を見ながらネバネバを堪能してみてください。

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