女性器に「上付き」「下付き」があるように、クリトリスにも「上付き」「下付き」があります。
「女性器が上付きの時点で、クリトリスも自然と上付きになるんじゃないの、、、?」
そう思うかもしれません。
ちなみに女性器の場合、肛門から膣口までの距離が3cm以上離れていれば「上付き」といわれています。
クリトリスが「上付き」か「下付き」かの判断も、同様に距離で決まります。
クリトリスの場合は、“尿道からクリトリスまでの距離が離れていれば「上付きのクリトリス」”といわれています。
ですから、たとえ女性器が下付きでも、尿道からクリトリスまでの距離がある程度離れていれば上付きのクリトリスということになります。
といっても、あなたは「クリトリスが上付きか、下付きか、、、?」なんて、普段意識しないですよね。ですが、その違いで、ある効果に影響が出てしまうことがあるのです。
ところで、上付きのクリトリスと下付きのクリトリスには、どのような違いがあるのでしょうか?
あなたは正常位でセックスする時に、自分の恥骨をクリトリスにぶつけたり、擦り付けるようにして刺激していますか?
女性は正常位のセックスの時、クリトリスに男性の恥骨があたることで、よりイキやすくなる傾向があります。
ところが、上付きのクリトリスだと、男性が上体を起こした体勢の正常位でピストンすると、男性の恥骨があたりにくくなます。
そうなるとクリトリスに刺激が伝わらないため、イキにくくなる場合があるのです。
ですが安心してください。
実際はそこまで困るような事態にはなりません。
「恥骨がクリトリスにあたりにくいな、、、」といった程度の感覚だと思います。
そう思ったら、次のように対処すればOKです。
・密着正常位の体勢になれば、男性の恥骨で刺激することができる
・正常位の時に男性が上体を起こし、指でクリトリスを刺激する
・騎乗位で女性に動いてもらう
今回のお話は、クリトリスが上付きだったとしても困るような話ではありません。
では、何を言いたかったかというと、
・正常位のピストンの時に男性の恥骨でクリトリスを刺激することが大切
・もし、クリトリスにあたりにくいようだったら、「クリトリスが上付き」の可能性があるが、対処法でカバーできる
ということでした。
クリトリスに上付き、下付きがあるということはあまり知られていないと思います。ただ、このようなことを知っておくと、別のケースの時でも、自分で対処法を見つけられるかと思います。
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