クリトリスの機能は、「快感を感じること」ぐらいしかありません。小さな粒ですが、上下左右、そしててっぺんの部分はすべて感じるようにできています。
では、ここで問題です。
「クリトリスは、「上」「下」「左」「右」「てっぺん」の5箇所のうち、どこが一番感じるでしょうか、、、?」
、、、ちなみに、「全部!」というのは無しですよ。
さて、時間です。
答えは、、、「下」です!
もちろん、全部感じますが、あえて順位を付けるなら、「下」が一番になります。あとは同順です。(もちろん、個人差はありますが、、、基本的には「下」が一番感じるケースが多いと思います)
それでは、なぜ下が感じるのか、
私なりにいろいろ考えてみました。このあと、いくつか説をたててみましたので、聞いてください。
女性の身体にある性感帯は、感じ方の法則に共通点があります。
それは、、、
下から上に向かって、触ったり舐めたりすると気持ちいい
という法則です。(もちろん、例外もあります)
その理由は、、、
毛並みと逆方向に動く刺激に対して、皮膚の下の毛根周辺に分布する感覚受容体が刺激されるからです。
これは、「マイスナー小体」と呼ばれる受容体で、ある時は摩擦の刺激を「快感」として脳に伝えます。
マイスナー小体は、髪の毛の下の皮膚や、乳首や、クリトリスにも分布しています。髪の毛を他人に逆撫でされると、なんとなく気持ちいいですよね。乳首やクリトリスも下から上に刺激した時、女性の反応がよかったと思いませんか?
ここで、疑問が発生します。
「クリトリスは毛が生えてないから、“逆撫で”とは関係ない。ならば、どの方向に刺激してもOKなのでは、、、?」
そこで考えました。
恥丘から大陰唇にかけて、周りの部分には毛根があります。おそらくこれらも関係してるのではないかと思われます。
まだまだあります。クリトリスの下側が一番感じる理由、、、
女性が自分でクリトリスを触る時は、上から触ります。ということは、クリトリスを下から上に向かって触ることになります。
「触ってイキやすい」というのは、オナニーももちろんですが、セックスの時に自分で刺激しやすい方がいいに決まっています。自分で快感の補助がしやすいように、下から上の刺激に対して身体が順応していった可能性もあります。
包皮から顔を出しやすいのも下側です。クリトリス全てが顔を出す前に、少しでも早く刺激に反応して感じることができるよう、敏感になっていったのかもしれません。
ちなみに、ペニスの亀頭とクリトリスの陰核亀頭は、胎児から男女に分かれる時に、それぞれに分化しています。
「クリトリスの下側は、ペニスの裏スジに相当する」
という説もありますが、これはちょっと弱いかもしれませんね。
クリトリスは裏スジが一番気持ちいいかもしれませんが、あなたも裏スジが一番気持ちいいわけじゃないですよね。
ということで、「クリトリスは下が一番感じる」ということについて、私なりの説をたててみましたがいかがだったでしょうか?
もし、あなたも「いや、こうだ!」とか「もしかしたらこうかも?」という新説があったら教えてください。
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