クリトリス愛撫の1つに、『包皮をしごく』というテクニックがあります。
包皮を剥かず、皮をしごくことで、包皮の中のクリトリス本体に刺激を与えるというものです。
『皮オナニー』という専門用語があって、男性も自分のペニスでできることがありますが、それをクリトリスでやるわけです。
通常、『皮膚と皮膚の摩擦』は、強くなりがちなため、時々、痛みを伴うことがあります。
ですが、皮オナニーの場合は、『皮膚と粘膜の摩擦』です。
クリトリス表面にかかる摩擦は優しくなるため、クリトリスへの負担も少なくなります。
それでもクリトリス本体には、優しい摩擦刺激が伝わるため、なかなかオススメのテクニックなのです。
包皮をしごくやり方は2種類あります。
『オーソドックスなクリしごき』と、『ワンランク上のクリしごき』です。
まず、オーソドックスな方ですが、、、
指でクリトリスの包皮をつまんで、上下に擦ります。
オーソドックスなクリしごき
ステップ1.女性に仰向けに寝てもらいます。
これは通常バージョンの体勢です。
ステップ2.右手の肘をベッドに付いて、親指と人差し指をクリトリスに近づけます。
手を付く位置は、女性器に近い方がやりやすくなります。
ステップ3.2本の指でクリトリスの包皮を両側から挟んで上下にしごきます。
包皮の下の方をつまむとしごきやすくなります。
ベッドに肘を付くことで、手が固定されるため、指での刺激に集中できます。
包皮を挟むときは、圧力が強くならないように気を付けてください。
クリトリスを擦るのではなく、包皮で擦るテクニックです。
そして『ワンランク上のクリしごき』のテクニックです。
こちらは、
・指を安定させられるので、動かしやすい
・女性に負担をかけず、安定した刺激を与えられる
といったように、男女ともにメリットがあります。
やり方は、クリトリスの包皮をつまむ時の手の方向を変えるだけです。
そうすると、手が安定するので、指を思い通りに動かしやすくなるのです。
指の力加減や、動かす速さの微調整がしやすくなるので、クリトリスに負担をかけずに刺激を与えられるようになるわけです。
ワンランク上のクリしごき
ステップ1.今度は、男性は女性の上半身側に回ってこのようにうつ伏せになります。
女性の両脚は広げてもらってください。
ステップ2.右手を女性の恥骨の上に置いて、親指と人差し指でクリトリスの包皮をつまみます。
恥骨の上に手を置くことで、固定され、刺激を与えやすくなります。
ステップ3.上下に指をクイクイ動かしてしごいてください。
指だけをクイクイ動かしてください。
指でしごくときは、
手首でクイクイしごかずに、指だけでクイクイしごくようにします。
そうすることで、クリトリス以外の部分に刺激が分散されることを防げます。
この2つの『クリしごき』の違いについてですが、、、
『オーソドックスなクリしごき』は、しごく時、“押し出す方向”になります。
一方、『ワンランク上のクリしごき』の方は、しごく時“手前に引く方向”になります。
指の特性で考えると、押し出すよりも、手前に引く方が楽です。
指を曲げるだけでいいからです。
また、押し出す動きを繰り返すのは、動かしにくいため、一定の力加減をキープするのは難しいです。
指を曲げるだけの“手前に引く動き”は、使い慣れてるので、高速で一定の力で動かし続けることもできます。
指の使い方の違いで女性が感じる感覚も変わります。
“オーソドックスなクリしごき”も悪いわけではありません。
ですが、“ワンランク上のクリしごき”は、男女ともにメリットがあります。
どちらも女性にとっては気持ちい愛撫には違いないと思いますが、両方の技を知ってお苦ことは損ではありません。
指マンテクニックのバリエーションも増えますので、ぜひ、自分のものにして自在に使っていただければ幸いです。
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