「タントラ・セックス」で体も心もひとつに!セックスを通じて、神と一体化して幸せになろう

女性その他テクニック

今日は「タントラ・セックス」というものを紹介します。“タントラ”とはインドのヒンドゥー教の「タントリズム」から来ていて、“人間が持っている欲望とか、物質的な肉体そのものを否定しないで、その中にこそ神がいるんじゃないか”という思想で、“セックスを通じて、神と一体化して幸せになろう”という考え方のことを言います。

 

「スローセックス」に近い愛情溢れるセックス

タントラは、道教と仏教の原理から始まっていて、「呼吸法」と「瞑想」によって体の中のエネルギーを同化できるようになります。セックスにおいては、相手のエネルギーと混じり合うことで至福の状態に高揚させる、ことだそうです。

じゃあ、究極のオーガズムに至れるか? というと、オーガズムはクライマックスではなく、“心と体全体で、相手とつながってる感覚を経験すること”なんだそうです。

その方法は、

・手を触れず、熱を感じ取る
・少しだけ挿入して動かない
・挿れたままゆっくり動く

など、愛情あふれるセックスをすることを最重要事項としています。そうすることで、セックスの間中、そして何日にも渡って満ち足りた気分になれる、という効果があるそうです。

やはり「スローセックス」に近いものがありますが、何かと忙しい現代人にはそんな時間は無いかもしれませんので、休日とかに時間を作って実践してみるといいかもしれません。

 

前戯は呼吸を合わせることから

タントラ・セックスは、まず男女の呼吸を合わせることで瞑想状態になることを助長させます。

・ゆっくり息を吸い込み、2?3秒息を止める
・ゆっくり息を吐き、2?3秒止める

この呼吸法を5分続けたら、今度は、お互いの体に触れ合いながら相手の体温を感じ取ります。

・暗くした部屋でお互いあぐらをかいて見つめ合い、手を取る

・今度は相手に触れず、相手の体から手を6?ほど離して体温を感じ取るようにする

・感じ取ったら、互いの手を取り、再び呼吸を合わせる

・お互いの性器をゆっくり愛撫する

これら一連の行為を30分?60分続けます。せっかちなタイプでは難しいかもしれませんね。

この間でも、常に相手のことを見つめながら「自分にとって大切で最高のパートナー」ということを考え続けるようにすると、さらに至福の状態に至れるとか、、、

それでは、セックスの手順に入ります。数ある体位の中から密着騎乗位を例に紹介します。

 

タントラ・セックスは長時間するセックス

セックステクニックの手順

ステップ1.仰向けに寝た女性の膣口にペニスを3?ほど挿入し、2?3分止めたままにします。

この時、無理やり押し込むのではなく、ゆっくり静かにと挿入していきます。

ステップ2.一度ペニスを抜き、クリトリスと膣口をペニスで2?3分マッサージします。


女性器は濡れてビショビショのはずですが、場合によっては、唾液でさらに潤滑させてもOKです。

ステップ3.これらのサイクルを数回繰り返します。
繰り返すことでポーガズムの縁を行ったり来たりするような気持ちになります。

ステップ4.ある程度のところで、挿入します。女性は男性の腰に両脚を絡めます。


この流れで、お互いにオーガズムを迎えるようにします。

 

ポイント

最初に、少し挿入したまま2?3分動きを止めるのは、女性の体を流れるエネルギーを感じるためです。

密着正常位で、女性が両足を男性の腰に巻きつけると、ピストン運動があまりできませんが、それでいいです。見つめ合ったままゆっくりピストンすることで密着した一体感を感じながら、男女ともにゆっくりオーガズムに至るようにします。

 

まとめ

通常のセックスのオーガズムは、女性の場合、女性器などで受けた刺激を快感と感じ、そのことがトリガーとなってオーガズムに達します。男性の場合も、刺激を受けて興奮し、脳がイキます。

タントラ・セックスの場合、オーガズムは、穏やかに暖まるような感覚を全身で受け取ることができます。これは男女のエネルギーが調和したことによります。この時も、相手をよく見つめ、呼吸を合わせ、集中することが重要です。相手の目を深く見つめることで強烈な愛情が沸き起こり、全身でオーガズムを感じるわけです。

タントラ・セックスは、素晴らしいオーガズムだけではなく、その前の段階でお互いのエネルギーを感じ取り、混ぜ合わせることで、心と体全体で、相手とつながってる感覚を経験することなのです。
慌ただしい毎日だからこそ、今必要なのはこんなセックスなのかもしれません。

ー長寺忠浩

 

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