「女性の2大性感帯」といえば、“クリトリス”と“乳首”ですよね。
上半身と下半身それぞれに、強い快感を感じる場所があるということになります。
女性によっては、「乳首を愛撫されるとクリトリスがキュンとなる」と言う人もいるので“神経がつながっている”という説もあります。
また、「耳を愛撫されるとクリトリスに伝わる」という女性もいます。
個人差はあるようですが、“神経がつながっている”ということについては、はっきりわかっていません。
また、乳首は「第2のクリトリス」ともいわれています。
クリトリスと乳首は、なんとなく構造やメカニズムが似ているため、攻め方に共通点が見られます。
今日は、そんな2つの性感帯の共通点を一緒に見ていきましょう。
クリトリスと乳首は、勃起させることで性感を強く感じられるようになる器官
女性の性感帯のうち、愛撫して固く勃起させることで性感をアップさせることができるのは、クリトリスと乳首が代表的です。
(小陰唇や大陰唇なども充血して膨らみますが、そこまで性感を感じる場所ではありませんので例外とします)
そして、それぞれに、快感を感じ取るための「感覚受容体」というものが備わっています。
それは、、、
・摩擦に快感を感じ取る「マイスナー小体」
・圧力に快感を感じ取る「パチニ小体」
という名前がついています。
それぞれ、勃起させて固くすることで快感を感じ取る反応も高まっていきますが、攻め方もほぼ似ています。
例えば、、、
下から上に向かって擦り上げるように愛撫する
どちらもこの愛撫が感じやすいといわれています。
それぞれ、やり方を詳しく見てみましょう。
クリトリスと乳首を下から擦り上げる時は、指や舌を使って、、、
ここでは、勃起した状態の乳首とクリトリスそれぞれに、「指を使って擦り上げる愛撫」を例に紹介します。
ここで注意点があります。
乳首は勃起させる前から擦り上げてもいいですが、クリトリスは違います。
クリトリスを擦り上げる前は、包皮の上からグリグリと擦って勃起させてください。
包皮を剥いて直接擦ると、クリトリス本体にいきなり強い刺激を与えることになり、痛みを感じさせてしまう可能性があるからです。
まず、乳首愛撫テクニックです。
ステップ1.指に唾液を付け、勃起した乳首の下側に指の腹を当てます。
利き手の人差し指が基本ですが、中指でもOKです。
ステップ2.下から上に向かって弾くように繰り返し擦り上げます。
指の方向は乳首に対してどの角度でも構いません。
片方の乳首だけでもいいですが、両方やる時はタイミングをずらさず、同時にやる方が効果的です。
次に、クリトリス愛撫テクニックです。
ステップ1.指に唾液を付け、勃起したクリトリスの下側に指の腹を当てます。
こちらも利き手の人差し指が基本ですが、中指でもOKです。
ステップ2.下から上に向かって弾くように繰り返し擦り上げます。
こちらも指の方向はどの角度でも構いません。
クリトリスが少し露出していれば、包皮を剥かないまま下から擦り上げても問題ありません。
下から上に擦り上げて感じるのは、「神経のメカニズム」から来る影響です。
人間の身体は、下から上に向かって撫でたり擦ったりする方が、上から下の方向より性感を感じ取りやすい傾向があります。
これにはいくつか理由があって、
・体毛は下向きに生えているが、それを逆向きに刺激することで、体毛の刺激が皮膚の下の神経に伝わるから
・神経や血管は身体の縦方向に張り巡らされているため、縦に撫でると神経に沿って刺激が伝わり続けるから
などと考えられています。
なぜ、上半身と下半身に大きな快感を感じる性感帯があるのか?
クリトリスと乳首は大きな快感を感じる性感帯ですが、上半身と下半身それぞれにある理由は、はっきりわかっていません。
ここからは推測ですが、、、
セックスは本来、「生殖活動」をするためのものです。
人間は立って活動していますから、相手の下半身に触れる機会はそうありません。
でも、上半身に強い性感帯があれば、触れる機会は増えます。
そうなれば性欲が高まる機会も増え、生殖活動につながります。
もしかしたらそういう理由じゃないかもしれませんが、そんな風に考えてみるのもおもしろくないですか?
コメント