今日は基本の愛撫で、「クリトリスの指愛撫」がテーマです。
「いまさら基本なんて、、、もっと上のレベルの話でも大丈夫ですよ、長寺さん」って思われるかもしれませんが、基本の中にこそ忘れていた大事なことが隠れていたりするんです。
クリトリスは、全体が快感を感じるスポットで、「擦る」「押す」「振動させる」すべての刺激に反応してくれる、実に攻めがいのある性感帯です。今回は関係ないんですが、このクリトリス、大きく分けると5ヶ所の性感スポットに分けることができます。
それは、
・クリトリスの上側
・クリトリスの下側
・クリトリスの右側
・クリトリスの左側
・クリトリスの正面側
です。どの方向もそれなりに感じますが、立体的に把握してもらうため、あえて分けています。もちろん、「斜め上」の部分とか、「正面と左の中間地点」の部分だって感じます。
今回は、この、「クリトリスは全方向が性感帯」という前提を掲げておきながら、あえて変則的な攻め方をしていきます。
それは、「クリトリスを縦方向にのみ、指で愛撫する」という方法です。
縦にしか愛撫しない意味とは、、、!?
縦方向にのみ愛撫するということは、「撫で上げる動き」と「撫で下ろす動き」しかありません。物足りなく感じるかもしれませんが、女性は、セックスのピストン運動を例にすると、実は一定の刺激を与え続けるほうが感じます。
その理由は、一定の刺激を与えられているほうがピストン運動の刺激に集中しやすく、自分の興奮度が徐々に高まり、イキやすくなるからです。
クリトリスへの刺激もそうです。タッピングしたり、円を描くように撫で回すことはもちろん有効ですが、縦方向にのみ刺激を与えると、女性はその快感に集中しやすくなるため、イクことを考え始めます。ここで横に動かしたりすると興覚めしてしまい、イクことから遠ざかってしまいます。
そんなわけで、クリトリスの刺激は「縦方向のみ」でも効果が期待できるのです。
それでは、具体的な手順を解説します。
縦方向の指愛撫、4つのバリエーション
あらかじめ、たっぷりと人差し指を濡らしておいて、クリトリスの包皮も剥いておきます。
バリエーション1.上から、指先をかすらせるように、繰り返し撫で下ろします。
かするくらいのフェザータッチから始めます。クリトリスは斜めの「斜面」になっていますので、斜面に合わせる角度で一定に刺激が伝わるようにしてください。速度はゆっくりでOKです。
バリエーション2.下から、指先をかすらせるように、繰り返し撫で上げます。
こちらも斜面に沿うように、指を撫で上げる動きを繰り返します。
バリエーション3.中指と親指で、上からと下からの「撫でる愛撫」を交互に繰り返します。
1回ずつ交互に繰り返していきます。
バリエーション4.上から3回撫で下ろしたら、下から4回撫で上げたりなど、交互にランダムな回数で刺激を与えるようにします。
これはあくまでも変則スタイルの一環と覚えておいてください。
ポイント
かするくらいのフェザータッチの動きから、段々強めにしていくのもありです。速度も徐々に早めていってもいいです。女性に、一定の方向に一定の速度で一定の力を伝えてあげると快感に集中しやすくなります。焦らずじっくり指を動かし続けましょう。この愛撫で下半身にジーンとした快感が延々と続いていきます。
まとめ
以上、「クリトリス愛撫を縦方向にのみする」という、指マンのテクニックをレクチャーしました。クリトリスは小さいので、手先の細かい愛撫になりますが、女性が喜んでくれるのならば頑張ってやり続けていきましょう。
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