男性も女性もお互いの『匂い』には敏感に反応します。
それは、ご存知のように体臭に含まれているフェロモンのせいです。
フェロモンには、異性を引き付ける物質が入っています。
そしてその中には、“相手のことを好きになってしまうフェロモン”もあるそうです。
女性の嗅覚は、特にそのへんには敏感らしく、匂いで男性を選別する能力があるそうです。
そこには、生存本能に関わる秘密が隠されているそうですが、、、
今日は、女性の神秘について一緒に勉強しましょう。
女性は、強い子孫を残すフェロモンを持った男性を嗅ぎ分けています。
つまり、鼻で子孫を残す相手を選んでいるというわけです。
これは、“フェロモンの中にある遺伝子情報がもっともかけ離れている相手”に惹かれるようにできているためといわれています。
そうやって自分にないものを補完することでより強い個体となるためなんですね。
もちろん、無意識下のことですからいちいちそんなことはわかりません。
ただ、“なんとなく好きになった男性”は、“匂いも好きで惹かれた”という可能性もあるようです。
このフェロモンは、主に『アポクリン汗腺』というところから分泌されます。
『アポクリン汗腺』は、脇の下や性器周辺のところにあり、強烈なフェロモンを放ちます。
性器周辺というのは、“陰毛の周辺”ということです。
アポクリン汗腺は脂肪分などの分泌物を含んでいるため、時に強すぎる場合もあります。
そうなると、苦手な女性もいますが、基本的には女性を惹き付ける匂いを出しているそうです。
「正常位の時、男性の脇のところに顔をうずめると落ち着く」という女性の声をよく聞くことがあります。
これも“フェロモンの効果”だといわれています。
フェロモンの効果は、男女お互いに作用し、セックスへの引き金になります。
例えば女性は、男性ホルモンの『テストステロン』に惹かれます。
テストステロンに含まれる白血球抗体の中の免疫情報を認識するわけです。
そして先ほどもお話ししたように、同じ遺伝子情報を含まない相手に惹かれるようにできているのです。
テストステロンは、『アンドロステノン』という物質に変化して汗などに混ざるそうです。
アンドロステノンは香水などに混ざっていて、男性用の香水として女性を惹き付けているそうです。
これとは逆に、男性は『エストロゲン』という女性ホルモンに惹き付けられています。
もしかしたら、この話を聞くと
「いくら相手に好きになってもらいたくても、遺伝子情報で選別されて拒絶されてしまうのでは…!?」
と思うかもしれません。
安心してください、、、
女性は、セックスでイカされた男性の匂いを記憶するそうです。
もちろん、それが素晴らしいセックスであれば…です。
セックスが良ければ、その男性のことを好きになります。
そして、フェロモンから嗅ぎ分けた遺伝子情報が適合していなくても、慣れていくんだそうです。
というわけで、遺伝子情報で選別されないようにセックステクニックを磨いて女性の価値観を変えてしまいましょう(笑)。
蛇足ですが、『匂い』に気を遣うことの、基本は清潔感だと思います。
男性も女性も石鹸やシャンプーの香りが落ち着くという人がいますので、石鹸の香りとフェロモンのバランスが大切なのかもしれません。
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