“膣の中は、手前の入り口の辺りしか感じない”
…こんな話を聞いたことはありますか?
実際、膣口周辺などの膣の手前部分には神経が密集しているため、強く快感を感じるようです。
そして、膣の奥の方は、そのように感じる神経がほとんどないため、快感をあまり感じないそうです。
ですが実際は、女性はペニスを挿入されると「中が感じる」って言いますよね。
なぜでしょうか?
考えてみましょう。
本来、鈍感であるはずの膣奥が感じることに、次のような4つの説を考えてみました。
1の説.Gスポットやポルチオなどで感じているから
2の説.正常位の時にクリトリスがぶつかるから
3の説.ペニスが入ってることは特別な状況だから
4の説.膣口が感じていることを“奥が感じている”と錯覚するから
これら4つの説について、それぞれ考えてみましょう。
まず、1の“Gスポットやポルチオなどで感じている”という説ですが、、、
おそらくあなたは、“なぜ、奥が感じるのか?”と聞いた時、真っ先にこの説を考えたんじゃないでしょうか?
確かに、最も可能性の高い説ではあると思います。
ですが、一部の女性はそうかもしれませんが、ほとんどの女性は、Gスポットやポルチオは、最初から感じる場所ではありません。
感じるというよりは「へんな感じ」という印象だそうです。
Gスポットやポルチオは、“感じるように開発していく”必要があり、そのためには時間がかかります。なので、この説はあまり信ぴょう性はないかと思います。。
あくまでも「可能性として…」はあるかもしれませんが…。
次に、2の“正常位の時にクリトリスがぶつかるから”という説ですが、、、
ピストンしていると、男性の恥骨がクリトリスに当たって女性が快感を感じることがあります。
その“クリトリスへの快感”を、“膣内への快感”と混同している…という説です。
ただ、よく考えると、これは正常位での場合です。
正常位じゃなくても、“中が感じる”場合はあります。
例えばバックの時は、“タマがクリトリスにぶつかる”ということもありますが、必ずというわけではありません。
そして、それ以外の体位だと、クリトリスに当たるとは限りません。
ですから、この“正常位の時にクリトリスがぶつかる”という説は、ひとつの可能性にすぎません。
次は、3の“ペニスが入ってることは特別な状況である”という説ですが、、、
“ペニスが身体の中に入る”という状況は、
女性にとっては『非日常的な状況』です。
そして、ペニスが入って着た時は、女性は次のような3つの感覚を感じます。
・男性と接触した状態で、吐息、匂い、声、目、体温、人肌などを感じる
・“ペニスが膣内に入っている”という状況を認識する
・勃起したペニスの固さや熱さの感覚を感じる、、、
3の説は、“ペニスが挿入された時、これら3つの感覚が複合的に混ざり合うことで「気持ちいい」と感じる”という説です。
ですが、“感覚的なこと”なので個人差があります。
また、男性との関係性によっても変わってきます。
好きな男性とのセックスは、その行為自体が幸せなこととして盛り上がりますので。
この説もいい線行ってると思うのですが、ちょっと違うのかもしれません。
最後に、4の“膣口が感じているから奥が感じていると錯覚する”という説ですが、、、
膣口の快感は強いため、その感覚が膣内全体に伝わっているのかもしれません。
膣口は、「女性器周辺では、クリトリスに次いで快感を感じる」といわれている部分です。
“挿入中に膣口に強い快感を感じてしまうと、「膣全体が気持ちいい」と思ってしまうのかもしれない”、、、という説です。
可能性としてはあるかもしれません。
4つの説の中では、この4番目の説と、3番目の“ペニスが入ってることは特別な状況である”という説でしょうか。
この2つが“膣の奥が感じる理由”として近いのかもしれません。
女性の身体も、そしてセックスについてはまだまだわかっていないことがいっぱいあります。
今回の4つの説は、どれも当てはまるかもしれませんし、どれもハズレかもしれません。
感覚的な部分が多いので、ちょっとスピリチュアル的な話になってしまいましたね。
今日は膣奥の神秘について一緒に考えてみましたがいかがでしたか?
これらの説の信ぴょう性はともかくとして、あなたの彼女はどれに当てはまると思いますか?
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