江戸時代、江戸っ子たちの性処理を行っていた、とある「遊女屋」では、おっぱい好きのためのパイズリ・テクニックが存在していたようです。
遊女屋なので、基本的には交合(セックス)する商売なのですが、「おっぱいでイキたい」という客のニーズに応えるため、巨乳の遊女に対しての、“パイズリの指南書”が残っていました。
指南書に書かれるくらいなので、「パイズリ」はポピュラーなテクニックで、“おっぱいフェチ”は文化として、けっこう浸透していたのかもしれません。現代になっても、男の“おっぱいフェチ文化”は健在ですが、それだけ女性のおっぱいは魅力的ということなんでしょうね。
この後、その文献に載っていた指南書の技を、原文と訳付きで紹介します。
江戸っ子を虜にしたパイズリ・テクニック
セックステクニックの手順
ステップ1.“ちちの大けなるおやま、両ちちに挟み、其の中にまらを入れる。”
訳:乳房でのプレイを望む男には、巨乳の女性は両乳房で挟んで、その間にペニスを入れること。
ステップ2.“中々に気、やらねば、心得て両ちち持ち、ちち底までまら入れず、”
訳:男性がなかなかイカない場合は、両方の乳房を持ち、ペニスを乳房の下まで当てずに、、、
ステップ3.“指をまらのつけ首つり皮に当て、ちちと一緒に擦り上げるなり。”
訳:指を亀頭の裏側に当てて、乳房と一緒に擦り上げるようにすること。
ステップ4.“それにても気遣らざる時は、両ちちの首、両ちちの中に入れ、”
訳:それでもイカない時は、両方の乳首を両方の乳房の中に包み込むようにして入れ、、、
ステップ5.“おのれがちちを揉み、ちち汁少し出して、まら受けするなり。”
訳:乳房を揉んで、母乳を少し出して、これを潤滑油代わりにしてイカせること。
ポイント
この時の体勢は、男性が上にまたがって、女性は仰向けに寝ていた、とされています。おそらく男性も腰を振っていたと思われます。
亀頭の裏側に指を当てながら一緒にパイズリするくだりについては、もしかしたら(裏筋辺りに指がくるように)片手で竿を握って、自分の乳房に押し付けて圧を高めていたのかもしれません。
まとめ
「おっぱいで挟んでもらいたい」、または「おっぱいでイキたい」という客がいなければ、このような指南書は残らなかったと思いますので、けっこう、おっぱいフェチの江戸っ子はいたのではないかと思われます。
指を複合させて裏側に当てて使ったり、乳首の突起と一緒にパイズリしたり、ローション代わりに母乳を使うなど、現代よりも高度な技の連続に感嘆すら覚えます。
巨乳の女性としては、都合が良かったのか悪かったのかわかりませんが、すごく江戸時代が身近に感じたような気がします。
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