「射精したままペニスを外さず、次もまた射精する」という遊び

浮世絵ピストン挿入のテクニック

「ヌカ2」っていう言葉を聞いたことはありますか?

“抜かずの2発”という意味で、セックスで射精した時、膣内にペニスが残ったまま、そのまましぼむことなく、2回戦目に突入してそのまま2回目を射精する、、、というプレイのことを言います。

若い男性なら、なんとか達成することはできるかもしれませんが、コンドームをしている場合、2回戦目に行く前にペニスがちいさくなってしまうと、膣内でペニスがコンドームから外れてしまうので気を付けてください。

セックスに限らず、フェラチオでもヌカ2は可能です。そのためには、男性の絶倫さも重要ですが、女性のテクニックもポイントになってきます。

男の限界と可能性に挑戦するかのようなこの“遊び”ですが、なんと、江戸っ子たちの間でも同じようなことを賭け事にしていた記録が残っています。しかも“ぬか六”というから驚きです!

江戸っ子の粋なセックス・ゲーム「ぬか六」

「ぬか六」は文字通り、ペニスを抜かないまま膣内で6回連続でイクことを意味していますが、内容が無謀なだけに、賭け事の対象として興じてたらしいです。その名も「賭ぼぼ」です。

そのシステムは、みんなでお金を出しあって、女性が6回連続で男性をイカセられたら、祝儀として全額女性に渡していたらしいです。

ただ、射精の間が開くことで、男性がなかなかイキにくくなることや、女性も膣内が擦り切れて痛くなったり、男女ともに披露困憊してしまうので、「“ぬか四”くらいで止めておくべし」と、文献にも残っています。

それでは、江戸時代の女性がどのようなテクを使って“ぬか六”に挑戦したのか、当時の記述と合わせて見てみましょう。(元の文献は女性向けの内容です。)

 

連続で射精させるテクニックがここにある!

セックステクニックの手順

ステップ1.「おめこ、痺れ切れるなれば、始めの三ツは、まらにけつを使わせ受けるべし。ぼぼ締めず、ぼぼしんそこに当てず、けつ穴締め、けつしゃくりあげて、大けに揺する」

始めの3回戦は、膣内が擦り切れるので、男性に腰を動かしてもらってさっさとイカせるべし。この時、膣を締めず、子宮にペニスの先端を当てないようにし、お尻を揺らすべし。

ステップ2.「一ツぼぼ締めて、けつ穴締め、けつしゃくり上げて、大けに揺する」


4回戦目は、膣も肛門も締めて、お尻をしゃくり上げて大きく揺さぶるべし。

ステップ3.「あと一ツ、けつ廻して、さね裏で深く締め、奥底で抜き差しする」

5回戦目は、お尻を廻しながら膣口で深く締め付け、膣の奥の方でピストン運動すべし。

ステップ4.「あと一ツ、まら浅くほうばり、さねで締め、けつしゃくり廻して、さねびらでまら首を、締め緩めを繰り返す。即ち、これで六ツなり」

最後は、ペニスを浅く挿れさせ、膣口で締め、尻をグリグリ廻しながら膣口でカリ首の辺りを締めたり緩めたりするのを繰り返すべし。これで6回戦達成!

 

ポイント

最初の3回は、おそらくですが、男性主導のつもりにさせながらも、女性がペニスとの摩擦を極力減らすようなテクニックが使われています。

4回戦目になると、男性もイキにくくなっていますので、8の字筋の締め付けを使って射精を促すよう、本気を出しています。

5回戦目の「膣奥でピストン」というのも、男性にとってはより密着感が感じられてイキやすそうです。

ラストは逆に、膣口の部分でペニスのカリ首をシゴくイメージでしょうか? 終盤に使うテクニックとしてこの技を使うことに実に興味があります。「もう発射は無理」という段階でこれが有効なのかもしれません。

 

まとめ

私は、最初の3回目の時点で、もう無理な気がしますが、その後のテクで抜かないまま勃起させてもらえるのなら、ぜひともお願いしたいところですね。できれば6回戦目で使ってるテクニックは試してみたいところです。

というわけで、歴史から紐解くセックス・テクニック編でした。今回紹介したテクニック、興味があれば挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

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