男性が思う感覚と、女性が思う感覚には、すれ違いが起こることがあります。
例えば、私の友人が女性と一緒にAVを観た時の話なんですが、友人は、フェラチオのシーンで興奮します。
「きっと、彼女の方も、興奮してるに違いない」と、思ったそうですが、あとで女性に聞いたところ、そうではなかったらしいのです。
というのは、
「フェラチオシーンは、“男性に強要されてるシーン”に観えちゃって感情移入できない」
という理由だったそうです。
確かにそれは、男性には気づかない感覚です。
このような男女のすれ違いはセックスでも起こります。
例えば、男性は同じ動作の愛撫をしてるつもりでも、スピードやテンポが変わると、女性が受け取る感覚が全然違ったりするというのです。
そういった繊細な違いは、男性は気づきません。
今日は、そんな男女の感覚の違いを「クリトリスの指マン」を題材にお話しします。
指の動きのスピードやテンポが変わると、女性の感じ方がどう変わってくるかについてです。
クリトリスにタッピングの愛撫をする場合、
ここでは、「トントンッ」と1秒間に2回くらいのテンポで叩くのを通常の例とします。
タッピング愛撫は、クリトリスに「圧力」の刺激を与えるセックステクニックです。
クリトリスが圧迫される刺激に敏感に感じることを利用しています。
ただし、あまり強くやりすぎるのはオススメしません。よく濡らした指で、指の腹の柔らかい部分を使って優しく叩きましょう。
次に、この愛撫を、速度を速めて「トントントントンッ」と1秒間に4回くらいのテンポで叩いてみると、“女性が受け取る快感の感覚が変わる”そうです。どういうことかというと、刺激のテンポを速めることで、「振動」に近い刺激に変わるらしいんです。
もちろん、これは錯覚です。男性は、連続でトントンしてるだけで、震わせてるつもりはないのですが、女性からすると、振動に近い刺激を受けてるように錯覚してしまうようです。
クリトリスへの振動愛撫は、
さっきの圧迫された時の快感とは別に、女性をイカせるのに効果的な愛撫です。
電マやバイブのことを思い出してください。
女性は、電マを使うと、たやすくイッてしまうことがあります。
男性は、電マやバイブのように指を振動させることはできません。ですが、指で叩く速度を速めることで振動に近い感覚を受け取ってくれるのだとしたら、電マの振動までとはいかなくてもうれしくありませんか?
「本当に女性はそんなふうに感じますか、、、!?」
そう思うかもしれません。
これは最初にも言ったように、“男性にはわからない感覚”です。
私も、女性に言われるまではあまり意識していませんでした。
同じ愛撫でも、テンポを変えれば、 「圧力」は「振動」に変わります。
ただし、これはどちらが優れていて、どちらが劣っているという話ではありません。
どちらもクリトリスに有効なタッピングの愛撫です。
「テンポを変えることで、女性が受け取る感覚は変わる」ということを知っているだけで、なんだか得した気になりませんか?
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