セックスの時の「力加減」って難しくないですか?
指や舌を使った愛撫、それにペニスを使ったピストン運動など、力加減を調整しなければいけない場面はいっぱいあります。
強すぎると女性を痛がらせてしまうし、弱くやったつもりでも女性には強く伝わったり、、、
あなたもそんな経験はありませんか?
ところで、セックスにおける「力加減」って何でしょう?
例えば、クリトリスを指マンする時、次の2つの場合では、どちらの力加減の方が強いと思いますか?
・指をゆっくり動かして擦る
・指を速く動かして擦る
「クリトリスにかかる指の圧力は同じ」という条件で考えてみてください。
なんとなく想像すると、指を速く動かした方が力強い刺激に、、、なると思いませんか?
やはり、女性は速度の速い方を「強い力加減」と感じるはずです。
では、指を押し付けている圧力は同じでも、速度を速くすると「力加減が強い」と感じてしまうのはなぜでしょうか?
摩擦愛撫の時は、指マンの速度が速いから力加減が強くなるのではありません。
早い速度で擦ると、皮膚にかかる摩擦の負担は大きくなり、女性は「力加減が強い」と感じてしまうのです。
つまり、
「速く擦ることイコール強い力加減」
と感じてしまったわけです。
ここに落とし穴がありました。
力加減を弱くしようと圧力を調節して弱くやったつもりなのに女性が痛がってしまう場合は、「愛撫する時の速度が速い」という可能性があります。
「セックスの時の力加減が難しい、、、」と思うのは、このようなことが原因だったりします。
今回の話は、“クリトリスを擦る”という、「摩擦の愛撫」のお話でした。
クリトリスに限らず、乳首や膣口、Gスポットなどに対しても、速度を上げすぎないように気をつけてください。
「摩擦の愛撫」には、圧力、速度、摩擦力などが関係しています。どうすると刺激が強くなってしまうのか?どうすれば刺激を弱くできるのか?を考えて愛撫することが大切です。
ちなみに他に、「圧迫の愛撫」、「振動の愛撫」というものがありますが、この「摩擦の愛撫」のケースに比べると、そこまで難しくありません。
比較的、“圧力”と“力加減”の関係が比例しているからです。
当たり前かもしれませんが、「女性の皮膚にかかる負荷」を意識して愛撫してみてはいかがでしょうか。
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