「小陰唇の愛撫なんて意味があるんですかね? 長寺さん」
先日、仕事の関係者と打ち合わせしたときに、唐突にこんなことを聞かれました。
エロとは縁の遠い、お堅い感じの職業の方でしたのでびっくりしましたが、性の悩み相談は私の範疇ですので、、、
「確かに小陰唇は性感帯ですが、実はそんなに感じるような場所ではないんです」そう答え、さらに続けてこう付け加えました。
「ですが、例え女性がイカなくても、小陰唇を愛撫すると“錯覚”の効果が起こります。
そうすると、女性の感度を高める効果がありますので、やっておいて損はないと思います」
今日は、その時に話したことをシェアさせていただきます。
小陰唇を攻める時、どこを愛撫するか、、、?
小陰唇を愛撫する場所は、2ヵ所に分けることが多いんじゃないでしょうか?
・ビラビラの部分
・ビラビラの内側の部分
ですが、このビラビラ部分やその内側部分は、そんなに感じる場所ではないといわれています。
あなたも、舐めたり、つまんだり、揉んでみたり、一通りの愛撫をしたことはあると思います。
でも、「それでイッた」っていうことはないんじゃないでしょうか?。
それでも、ここを愛撫することで女性が感じることがあります。その理由は、「クリトリスと膣口に、愛撫の刺激が皮膚表面を通して伝わるからだ」と考えられます。
小陰唇が感じるのには、「クリトリス」と「膣口」がキーポイント。
たとえば、小陰唇のビラビラをつまんで引っ張ったり、ビラビラ上部を舐めたりします。
このような愛撫をすると女性は「気持ちいい」と感じるらしいですが、
この感覚は、クリトリスに刺激が伝わることで起こります。
また、小陰唇の内側を縦になぞったり、ビラビラの下部の方を引っ張って「気持ちいい」と感じる場合、、、
この感覚は、膣口に刺激が伝わることで起こります。
クリトリスと膣口は、女性器のなかでも、性感帯としてとても敏感な場所です。
そして、小陰唇は、これらの間にあります。
つまり、小陰唇に刺激を与えると、皮膚が引っ張られてクリトリスか膣口のどちらかに性感が伝わるわけです。
それを。「小陰唇が気持ちいい」と女性は錯覚するわけです。
このような性感帯を、「錯覚性感帯」といいいます。
「錯覚性感帯」が密集する女性器周り
女性器周辺は、「性感帯の宝庫」といわれています。
・恥丘
・大陰唇
・会陰
・肛門
・そけい部
実は、これらも錯覚性感帯です。
近くにクリトリスがあったり、膣口があることで、「気持ちいい」と感じてしまうのだと考えられています。
ですが、単体で攻めても感じないからといって、「攻めない」というのは気が早いかもしれません。
セックスを盛り上げる小陰唇愛撫
例えば、小陰唇自体を愛撫すると、充血してきます。
そうすると、血液の流れが活性化するため、「感度が上がりやすくなる」といわれています。
クリトリスや膣口をいきなり攻めるよりは、周りの感度を高めてからじわじわと中心部を攻めていく。その方が女性の快感は大きくなるはずです。
小陰唇の愛撫は、
・クリトリスや膣口に刺激を伝えて感度を上げる
・小陰唇自体の血流を活性化させて感度を上げる
この2点からも効果的だと考えられます。
ということで、今日お話ししたことを意識して、次回は積極的に小陰唇を攻めてみてはいかがでしょうか。
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