“人類の祖先が猿だったころ、交尾はもっぱら後背位(バック)でGスポットを刺激するのが主流だった、、、”
という説をあなたは信じますか、、、?
進化の段階で、猿から二足歩行になっていくにつれ、今まで目の高さにあってセックスアピールとして存在していたお尻が正面に移動しておっぱいになった、、、
という話は今回関係ありません。
チンパンジーは、交尾の際、後背位からGスポットの刺激を受けて子宮の活動が活発化するそうです。
後背位のセックスは、オスが主体でするその印象から、「野性的」「レイプ的」というイメージがあるため、男女ともに本能的に興奮する刺激的な体位という印象がありますが、
本来、この後背位は、チンパンジーの話からもわかるように、Gスポットを刺激するためのものでした。
というのは、正常位を主体とする現代の人間の構造からすると、Gスポットにペニスが当たらないため、Gスポットの存在する意味がありません。
勃起したペニスの形状とGスポットの位置が合わないため、通常のピストンではGスポットに当たらないからです。
それだけに、人類の長い歴史の中で、Gスポットの存在は闇に隠れ、1930年にドイツの産婦人科医「グレーフェンベルク」に発表されるまでベールに包まれていました。
(その頭文字から取って「G」スポットというのは有名な話ですが、、、)
以上の話から、後背位こそがGスポットを刺激するのにもっとも適した体位と言えます。
Gスポットの存在を風化させてはならない
そんなGスポットですが、「後背位こそがGスポット刺激に適した体位」というのは、現代においても全く浸透していません。それどころか、「Gスポットは伝説で、実際は存在しない」とまで言われています。
しかし、実際に「Gスポット周辺に知覚神経が発見された」という話や、
「女性器内部に貼りめぐらされたクリトリスの末端組織の一部がGスポットとして知覚している」という話など、諸説あるため、はっきりとはしていないのですが、チンパンジーの話が実は一番説得力があるところがおもしろいですね。
話がすごく遠回りしましたが、今回は、人類の進化の過程で、無かったことにされそうなGスポットを、ペニスを使って刺激する方法を紹介します。
二足歩行になってピストン刺激が困難になっても、人類には叡智があります。
(性に対する貪欲な思いの成せる業かもしれませんが、、、)
さっそくその手順にいってみましょう。
角度を調整して、押す、突く、なぞる!
セックステクニックの手順
ステップ1.後背位の体勢で斜め下の角度で挿入します。
男性は半分立ち上がった体勢で、上から突き下ろすイメージですると深い挿入ができます。恥骨の裏あたりを狙います。
ステップ2.Gスポットにペニスを何度も押し付けます。
Gスポットは「点」ではなく1センチほどの「円」のエリアです。位置は個人差がありますので周辺のいろいろな場所に押し付けてみましょう。
ステップ3.回すようにして周辺エリアを刺激します。
同じく、いろいろな場所に擦り付けるように刺激して、女性が反応する場所を探ってみましょう。
ステップ4.ピストン運動して突つきます。
反応する場所がわかったら、そこを集中的に突っついてみましょう。
ポイント
Gスポットの場所は、指の第二関節を曲げた恥骨の裏側あたりになります。ペニスを入れる前に指で場所を確認しておくとイメージしやすいです。角度が深いので、ペニスに負荷がかかります。男女とも、痛みがあるようなら無理に挑戦する必要はありません。
このように後背位の体勢でGスポットを刺激することで、太古の時代から繰り返されてきたことを実践してると思うと、感慨深いものがありませんか?
Gスポットを刺激すると、女性器内部全体に広がる快感を与えることができますので、そういう刺激を与えるつもりで攻めてみてください。最初から激しくピストン運動して感じさせるのではなく、じっくりと開発していくとお互い楽しめると思います。
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