男性はセックスの時、フィニッシュが近づいてくると、ピストンの動きを早めますよね。
これは、ペニスに摩擦の刺激が増えるため、イキやすくなるからです。
オナニーのラストスパート時に、手を動かす速度が速まるのと一緒ですよね。
他にも、
・自分自身の興奮度を上げるため
・女性に対して射精が近いことの予告
といったパフォーマンスもあると思います。
実は、私はあまりこの“高速ピストン”はオススメしません。
言い方を変えましょう。
『正しい高速ピストン』であればいいのですが、『間違った高速ピストン』はオススメしません。
ですが、多くの男性は、“正しいやり方”というものが、どんなものか知らないと思います。
そのため、“高速ピストン=激しく突くピストン”と思い込み、結果、女性に痛みを感じさせてしまうことがあります。
一方、女性の方は、高速ピストンについてどうかというと、、、
やはり、女性は「高速ピストンはあまり好きじゃない」という意見が多いようです。
先ほど話した“痛みを感じさせてしまう”件ですが、これは、「奥に激しく突かれるとポルチオが痛いから」といった意見のことです。
他にも、「まだ自分がイクタイミングじゃないのに、男性だけ盛り上がってて冷める」
といった意見も多いようです。
もちろん、これがすべての女性の意見ではありません。
「高速ピストンは興奮する」という女性もいます。
女性も興奮度が盛り上がってくると、たまに「もっと激しく!」と言ってくる女性もいます。
そう求められたら応えたいですよね。
そこで、今日は、女性に激しいピストンを求められたときに効果的な“正しい高速ピストン”のお話をさせていただきます。
高速ピストンには、“浅いピストン”と“深いピストン”があります。
順番に解説していきますが、まずは“浅いピストン”からです。
浅いピストン
浅いピストンのコツは、“膣口を感じさせること”です。
ステップ1.正常位の体勢で、男性は身体を起こしたまま、ペニスの亀頭部分を挿入します。
奥まで挿入しないようにしてください。
ステップ2.膣口をカリで擦るつもりで、小刻みに腰を動かしてください。
女性は膣口が感じ、男性はカリ首が気持ちいいため、お互いに快感を感じることができます。
浅いピストンで腰を動かす時は、ストロークを水平にするように意識すると、一定の力加減で膣口に刺激を与えられます。
ストロークする時、水平でなく、バラバラの角度にすると、膣口に均等の力が伝わらなくなってしまい、女性が集中しにくくなってしまいます。
カリ首で膣口のふちに引っ掛けるようにピストンしてください。
深いピストン
深いピストンのコツは、“ストロークしないこと”です。
ステップ1.正常位の体勢で、ペニスを奥まで挿入します。
ゆっくり挿入してください。
ステップ2.女性に抱きつき、密着した体勢になってください。
まだペニスを動かさず、体勢を整えてください。
ステップ3.ポルチオにペニスの先端を押し当て、男性の恥骨をクリトリスに押し当てます。
この時もまだピストンしません。準備段階です。
ステップ4.そのまま、ポルチオとクリトリスを押し付けるように小刻みにピストンします。
この時、ペニスは膣内をほとんどストロークさせなくてOKです。
深いピストンは、ポルチオだけでなく、クリトリスにも刺激を与えます。
激しく動かないようにしましょう。
動きはほとんどないように見えますが、2ヵ所の性感帯に刺激は届いています。
抱き合った状態なので、お互いにとってこの密着感は興奮度を高めます。
男性は、イキそうなときにペニスに激しい『摩擦の刺激』を求める傾向があります。
しかし、女性にとって激しいピストンをすることが必ずしも正解ではありません。
ですが、激しく求められることがあれば、応えたいものですよね。
そんな時は“正しいピストン”で応えましょう。
『浅めのピストン』、『深めのピストン』と2種類ありますので、自由に使ってみてはいかがでしょうか。
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