12月4日に、「スーパームーン」という天体現象がありましたが、ご覧になりましたか? 「月が一年でもっとも地球に接近するため、1.4倍の大きさに見える」という現象です。見逃した方は、早くも1月2日にまたあるらしいのでチャンスですよ。
“満月は人を狂わせる”といいますが、その理由に、血液が“潮の満ち引き”のように潮汐力の影響を受けるから、という説があります。血潮がたぎるからでしょうか、「満月の夜はセックスも濃厚になる」とも言われています。
ところで、最も濃厚なセックスができる体位ってなんだと思いますか?
それは正常位です。なぜなら、正常位は、性器同士の結合がもっとも濃厚に行える体位だからです。
「クリトリスに押しあてるようなセックスなら、騎乗位でもいいと思いますが、、、」
そう思った方はなかなか鋭いですね。
この後、正常位と騎乗位の違いも含めてお話ししていきます。
騎乗位は、、、
女性が好きなように動ける、男性が楽、などの利点があります。また、女性の体重がかかってくるので密着感が多く感じられるかもしれません。
ですが、陰嚢は下がったままなので女性にはあたりません。騎乗位での女性との接点は、男性のお腹の上の、一直線上に近い部分なのです。
一方、正常位の方はというと、
・お互いの顔を見ることができる
・抱き合って密着できる
ということから、「愛情の深まる体位」として、男女ともに人気です。
そして、挿入して密着することで、男性の恥骨がクリトリスへ、陰嚢が会陰やアナルにあたり、女性に複合的な快感をもたらします。女性の性器が配列されている縦の曲線のラインに、男性の身体のラインが曲線でフィットする感じで結合することができるのです。
もっと言えば、クリトリスだけでなく、次のようなところも同時に刺激を与えています。
・恥丘
・陰核体(クリトリスの包皮の上側の部分)
・大陰唇&小陰唇
・そけい部
・内もも
つまり、性器同士だけでなく、性感帯も同時に刺激しているというわけです。男性が意識していなくても、自然と濃厚な結合になっているんですね。だから正常位の方が結合が深く、濃厚なセックスになるのです。
ちなみに、女性が両脚を男性の腰に絡めると、性器同士を引き寄せる力が強まるので、さらに濃厚になります。
性器同士の結合をより女性に意識させるには、
・陰嚢をぶつけるように激しいピストン運動をする
・押し付けながら、恥丘や陰核体に圧迫刺激を与える
・回転させながら膣口を刺激する
などなど、いろいろなテクニックが有効です。
ただ、ひとつだけ注意点があります。それは、女性が「下つき」の場合です。
この場合、性器同士の結合がうまくフィットしにくいことがあります。
「下つき」の定義は、膣口と肛門の距離が2cm以下の場合といわれています。そうだと感じた時は、お尻の下にクッションなどを敷いて女性の腰の位置を高くすれば挿入しやすくなりますので、うまく対応することができます。
以上のことをあらためて知った上で、正常位をすると、いつもより濃厚に感じられるかもしれませんね。
コメント