トラウマなんてクソ喰らえ!
先日、ある男性から、
「僕は凄く好きだった女性に振られました。
それが物凄くショックで、
それ以来、自分が手に入れたいものは
絶対に手に入らないんだ。。という、
そんなトラウマを抱えるようになりました。」
といった話を聞きました。
トラウマがあるから、
女性に積極的になれなかったり、
尻込みしてしまうというのです。
この方に限らず、
私たちは誰でも同じように
ショックな体験をしたことがあるはずです。
失恋かもしれませんし、
仕事上の大きなミスかもしれません。
人によっていろいろな経験があるはずです。
そういった経験が
まったく無い人なんていません。
でも、
同じような経験をしていても
それをトラウマと感じる人もいれば、
なんとも感じない人もいます。
すっかり記憶から消えていて、
完全に忘れている人もいます。
大切なのは、
すべての出来事は単なる事象であり、
現象であり、出来事であり、
そのこと自体に意味はないのです。
【大好きな彼女から別れを告げられた】
という出来事が起こっただけなのです。
こう言うと、
感情のないロボットのように
感じるかもしれませんが、
そこの意味づけをしているのは私たち自身です。
『ここで別れるってことは、
やっぱり自分に相応しい女性じゃなかったんだな。
もっと自分にぴったりの女性が現れる前触れだね。』
と思うこともできれば、
『俺なんてどうせクズ人間だから、
彼女に振られたんだ。
彼女以外には考えられない。
もうこのまま一生一人ぼっちだ。。』
と考えることもできます。
起こった出来事は同じです。
私たちは習慣の生き物です。
考え方、思考パターンも習慣化されて、
無意識に同じパターンにはまってしまいます。
そして、
自分自身はそのパターンの存在に
気がついていないので、
それが当たり前だと認識しているのです。
ネガティブに考える習慣、癖をもっていると、
何かの出来事が起こった時に
自動的に無意識にネガティブにとらえます。
ポジティブに考える習慣、癖を持っていると、
自動的にポジティブに考えます。
すべては思考の習慣です。
もし、あなたにトラウマがあるなら、
一度考えてみてください。
それはそんなに深刻な問題でしょうか?
それと同じ出来事を経験した人は、
今のあなたと同じように深刻に悩んでいるでしょうか?
もしかすると、
その原因はあなたの思考パターンが
原因になっているかもしれません。
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