クリトリスが勃起する意味って考えたことありますか、、、? 文字通り、女性器の“核”であるクリトリス(陰核)ですが、このシンプルでデリケートな部分のことを今日は勉強しましょう。
人間は、胎児の時の性別はみんな“女”で、性別が“男”に別れる時に、クリトリスがペニスに変わっていきます。男性は、ペニスの海綿体が尿道の周りを取り囲んで、尿を排泄する器官としても機能するようになりますが、女性はクリトリスが尿道とは独立したまま生まれてきます。
そうなると、クリトリスはなんの機能を持って存在してるんでしょうか、、、?
現在のところ、「ただ、快感を感じるためだけの器官」ということしかわかっていません。なんだかわからないものが女性の体に付いてるというのはミステリアスな気もしますが、「快感を感じることだけが目的」っていうのもシンプルでわかりやすいですよね。
ペニスとクリトリスの共通点
クリトリスが男性のペニスに似ている特徴としては、次のようなものが挙げられます。
・包皮に包まれている
・勃起する
・実は朝勃ちもする
「朝勃ち」は知らない人も多いと思いますが、目に見えて勃起するわけではないので、女性も気づかないそうです。さらに、無意識に勃起することもあるそうです。中学生の男子のようですよね。
「クリトリスの勃起」は、男性のペニスと同じく、性的に興奮することで海綿体に血液が流入して、表面が張りつめてコリコリになった状態ですから、やはり、勃起のロジックは同じということになります。
ちなみに、人によっては「クリトリスが勃起すると、同時に乳首も勃起する」という女性もいて、乳首にもつながっているとも言われています。
勃起することでクッション代わりに、、、!?
先ほど、クリトリスの存在目的について「快感を感じるためだけの器官」と言いましたが、もう少し補足すると、、、
・勃起して膨れることで、セックスの時にペニスに対してのクッションとなる
という説もあります。
これを裏付ける話があります。一般的に言われている「クリトリス」は「陰核亀頭」と言って、表面に出ている部分は全体の3%で、そのほとんどが女性の体内に広い範囲で張り巡らされています。
興奮して表面の陰核亀頭が充血して勃起状態になると同時に、体内のクリトリスにも同じような現象が起こっています。
これは、セックスの時の男性の激しいピストン運動のクッションとなるべく、膣内全体を、正確には膣内のクリトリスが膨らんでクッション代わりになっているとも言えます。
勃起した男性のペニスの激しい動きを、勃起した女性のクリトリスで守る、みたいなことかもしれません。なかなか神秘的な話ですよね。
まとめ
最後にもうひとつ素敵な説があります。快感しか感じる機能のないクリトリスが残ったのは、「性に対して女性に積極的になってもらうことで子孫繁栄を助けるため」という説です。
つまり、女性にスケベになってもらうため、ということです。そのために、大きくなって目立つことでその存在をアピールしているとか、、、
位置的にも手が届きやすいところにありますから、オナニーするための器官とも言えますね。これは「いつでも触れる」っていうことを考えるとあながち「作り話」というわけでもないのかもしれません。
今日は、クリトリスの不思議について勉強してみました。いろいろわかったところで、今後、クリトリスを愛撫することに愛着が湧いてきたんじゃないでしょうか、、、?
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