今回は「対面座位」の話です。
男女が座位の体勢で向かい合って合体する対面座位。あなたはこのとき、一所懸命ピストン運動するのに苦労していませんか?
ピストンしなくていいんです。
もし女性の腰を持ち上げたりして、なんとか上下にピストン運動しようとしてたなら、もうそうする必要はありません。
女性はズコバコとピストン運動しなくても、グリグリと腰を前後に動かすだけで十分、感じるからです。
女性の身体はセックスの時に、男性と違って複雑な快感の感覚で感じています。ピストン運動による摩擦の快感はもちろん感じますが、ピンクローターやバイブを想像してもらったらわかるように、押し当てることによる圧迫愛撫や振動愛撫が体の奥に伝わることで感じるようにできています。
ですから、無理にピストンしようとして女性の身体を抱きかかえようと持ち上げても、背中の皮膚が痛いだけでなんのメリットもありません。ズコズコやろうとするのではなく、グリグリと振動を与えるようなセックスをしましょう。
では、具体的な例を解説していきます。
対面座位はポルチオに当たりやすく、中イキしやすくなる
対面座位でセックスすると、お互いの体が縦になっていることで子宮が下がってくるため、ペニスの先端に当たりやすくなります。子宮の入り口、すなわちポルチオを刺激されると、女性は膣内の快感でオーガズムに達しやすくなります。つまり中でイキやすくなるわけです。
男女とも両脚を伸ばした状態だと奥に当たる
セックステクニックの手順
?ステップ1.男性はあぐらを崩して脚を伸ばして座った状態で、そこに女性が向き合って腰を下ろし、挿入します
?あぐらをかいて座ると、女性の腰が落ちてしまい動きにくくなるため、男性の太ももに女性を乗せます。女性は男性の首に両手を巻き付けて、密着できるように体を固定します。女性の両脚は前に伸ばします。
ステップ2.女性の尻を持ち、前後に揺さぶります
男性が動かすだけで十分です。女性が動くと膣奥への圧迫が弱まってしまいます。
ステップ3.このとき、クリトリスも男性の恥骨や陰毛に擦りつけるようにします
こうすることで、女性の興奮度の高まる速度が早くなります。
ステップ4.ペニスの先端がポルチオのくぼみにはまった感覚を得たら、「の」の字を書くように女性の腰を動かします
ペニスはむやみに動かさず、押し付けたまま女性の腰を動かします。
ポイント
最初の挿入で、深く奥までペニスを差し込み、ポルチオに届くように意識しましょう。
女性の尻を前後に揺さぶる際は、下から上にすくい上げるようにするとたっぷりと揺さぶることができます。
また、強く引き寄せることで強烈に揺さぶることができます。こうすることで、女性は下腹部全体がしびれるような感覚でオーガズムに達します。
女性が後ろに手を着いて状態を反らせる「エビ反り対面座位」もバリエーションとしてあります。
これは、ペニスがポルチオの手前に当たったり、Gスポットに当たったりするので、別の性感帯も攻めることができます。
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