今日は、女性の乳首が快感を感じる時のメカニズムについてのお話です。
あなたは女性の乳首を指で弾く時、普段、次のようにやっているかと思います。
・中指や人差し指で、乳首を上から下に弾く
・親指で、乳首を下から上に弾く
このやり方は、乳首に対して同じ方向に指を動かすことになります。そのため、刺激の受け方もシンクロして、女性は快感に集中しやすくなります。
指を動かす方向がバラバラでは、快感はシンクロしません。
ですが、乳首に対して左右に指を動かして弾く場合、
・中指や人差し指で外側から内側に弾く
・親指で内側から外側に弾く
というやり方をしますよね?
これでは、指を動かす方向が揃っていません。
快感に集中させるために、同じ方向に指を動かした方がいいのなら、本当なら次のようにやらなければいけないんじゃないでしょうか?
例えば、乳首を向かって右側から左側に同時に弾く時は、
・右手の中指か人差し指を右から左へ、左手の親指を右から左へ
といったように、同じ方向に指を動かして乳首を弾くやり方です。この方が効果的なはずです。
ところがこの場合、刺激を与える乳首の部位の考え方に盲点がありました。
2つの乳首は、それぞれ単体で考えてはいけないのです。
乳首は単体で「乳首の右側・左側」という考え方をするのではなく、2つをセットにして「乳首の内側・外側」と考えるべきです。
人間の身体は、中心線に沿って左右対称に配置されてる器官が多くあります。
それらは、体の中心に対して鏡合わせのように神経が張り巡らされています。
ですから、2つの乳首をそれぞれ、「右の乳首の右側と、左の乳首の右側を愛撫する」と単体で考えてはいけません。
2つをセットに考えて、「右の乳首の内側と、左の乳首の内側を愛撫する」と考えた方がいいのです。
そうすれば、対になっている神経に同じ反応を伝えることができます。
これは、太ももや腕や鎖骨など、体の中心線に対して左右対称になっている部位についても同じことがいえます。
指で乳首を左右に弾く時に、普段から内側同士、外側同士でそれぞれやっていたのは単純に「やりやすいから」というのもあります。
ところが、実は乳首の快感のメカニズムでいえば、そのやり方は結局正しかったのです。
ちなみに「上から下」、「下から上」などの乳首への愛撫の時に指の動きが同じ方向に揃っているのは、体の中心線に対して平行の動きでした。
ですから、この影響を受けずそのままの動きで効果的なわけだったのです。
ではここで、乳首に対して、あえて左右の同じ方向に指で弾いて愛撫してみましょう。
本来、乳首を左右に弾くのは、今まで通り、内側同士、外側同士を同時に弾くやり方でまったく問題はありません。
むしろ、同じ方向で弾く方がやりにくいです。
ですが、女性はこのやり方をされることはほとんどありません。
そこに意外性が生まれます。
意外性のある愛撫は、プレイにおいてちょっとした変化をもたらすので、セックスに新しい感覚をもたらしてくれるはずです。
向かって右から左に同時に動かす時に、
・右手の中指か人差し指を右から左へ、左手の親指を右から左へ
というのを、あえてやってみて、意外性を演出してみてはいかがでしょうか?
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